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(Q)山でのトイレはどうするか
  (A)近くに山小屋がある場合はそこで借りるようにしましょう。しかし近くに無い場合は、どこか適当な地点で用を済せるしかありませんが、簡易トイレを持参し持ち帰ることが最近のマナーです。
森林限界を越えると、中々良い場所が無くて苦労させられる事が多いです。是非、朝出発前に山小屋やキャンプ場のトイレで済ませることが大切です。
 
 (Q)山小屋に予約が必要ですか
  (A)山小屋に泊る場合には原則として予約は要りません。しかし、前もって宿泊が分かっている場合には、予約をしておいたほうが良いでしょう。また、場所によっては予約がないと断れるる場合もありますので出来るだけ予約は取りましょう。
また、悪天時など混雑することがあります。このような場合はお互いが譲りあって少しでもスペースを作るようにしましょう
 
 (Q) ザックの大きさは?
  A. 北アルプスで3泊4日程度の登山ならば、大きくても40Lあれば十分です。六甲山、比良山あたりを日帰りなら30L。大きいザックは不要なものもパッキングします。必要最低限で効率よく使うことを学びましょう。
 
 (Q) 荷物の量を少なくしたいが・・・
  A. 雨具、防寒具、ウィンドブレーカーは素材を選べば兼用できます。厚手のゴアテックスなら一つ持って行くだけで良いでしょう。
 
 (Q) 水はどれ位持てば良い?
  A. 1日6〜8時間の行動で、2リットルは必要。少なくても1.5リットルは持って下さ。水はいくらあっても困らないので、なるべく多めに持つ事を心掛けましょう。
 
 (Q), 夏の防寒着はウールでなくても大丈夫?
  A. ウールはかさばるし、乾きが遅いのでフリースの方が良いです。中厚程度のジャケットが良いと思います。
 
 (Q) 3000m程度行くとむくみや頭痛が出るが・・・
  A. 高度障害の一番の原因は酸素不足です。まず、途中の山小屋に入ってもすぐ眠らず、軽く歩いて運動したり、深呼吸をして下さい。そこの酸素濃度に慣れる前に眠ると、呼吸が浅くなり、酸素が不足します。最高地点より500m下がったところで宿泊する事で身体を慣らすことを勧められています。
また、水分を沢山取って排尿を促す事も大切です。あまりひどい場合には利尿剤を使う事もあります。夜は暖かくして眠って下さい。登山中は、ゆっくり歩き、腹式呼吸で深く酸素を取り入れ、休憩のたびに深呼吸する事も酸素不足を避ける良い方法です。
 
 (Q) GS=衛星位置測定システムを使って自分の位置を知る方法があるそうですが・・・
  A. GPSを使えばかなり正確に自分の位置を知る事が出来ます。しかし登山道のある山では必ずしも必要ではないでしょう。それよりも読図で自分の位置を知る練習をして下さい。夜や、雨・霧などで視界が悪く周りが見えない時はとても有効です。
 
 (Q) 本等によく載っている、初級・中級・上級の分け方は?
  A. 山にはコースによってグレードがありますが、山登りでは人間にグレードを付けるというのは非常に難しい。大雑把に言うと、初級は月に1〜2回、近畿圏の山(六甲山など)を仲間と一緒に歩くという程度。中級は比良山、八ヶ岳、北アルプスのやさしい所等を仲間と一緒に歩く程度。上級になると、グループのリーダーとしての役割を果たし、リーダーシップの取れる人、という程度に考えてみて下さい。
 
 (Q) バテない秘訣
   「他の誰かがバテると自分はバテない」というジンクスがあります。誰かが先に潰れると、自分が強くなったような気がしてその日一日頑張れる。これは、人間性がどうとか意地悪だとかではなく、経験則としてあると思います。誰かが調子が悪くなることによって、その人をカバーしなきゃ、といった責任感にも繋がるからと思います。
 
 (Q)行動食の取り方のコツ
   休む度ごとに少しずつ必ず食べる事、その際糖質を中心にするとエネルギーに転換されやすい、という点を覚えておくと良いと思います。そのために、食べ物はザックの奥深くにしまい込まず、出来ればポケットなどに入れておきましょう。疲れて力が出ないときなどに、チョコレートひとのかけらを食べるだけで、驚くほど活力が出てきます。シャリバテも同じで行動食を一度取るだけで元気が出てきます。
 登山も他のスポーツと同じで、あるデッドポイントを超えてしまうと楽になる、ということがあります。だから、疲れたからへたり込む、ということを繰り返すのではなく、気力を奮い立たせて頑張ることも必要です。
 
   
   
   
   
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