今回、神戸クライマーズクラブで明神岳縦走を計画。バリエーションルートなので出来るだけ軽量化を図る。また途中に水場は無い為、炊事用の水と行動用の飲料を荷上げが必要。今回は各自3リットルを荷揚げした。
取付きは岳沢への道からNo7の看板の所から入る。急な登りが続き尾根が細くなり視界が開けると5峰台地は近い。5峰台地には広いテントは難しいが幾つかの幕営地がある。上高地が眼下に見え、穂高連邦も正面に見える絶景の地だ。明日登る5峰から2峰が良く見える、昼前に着いたのでのんびりする。
翌日は明るくなると同時にスタート(5:20)。踏み跡をたどりながら30分ほどで明神岳5峰に着く。そこから4峰へは1時間程度、3峰は頂上を踏まず岳沢側を巻く。
2峰へ7:20到着。先行パーティが懸垂下降中なので少し待つ。ロープは50mなので2峰の懸垂は2ピッチ。1ピッチ降りたところに2ピッチ目の支点ありコルに下りる。
そこから明神主稜へ登る。奥明神沢のコルへ降りるのに降りられなくは無いが安全のために再度懸垂下降。前穂高岳頂上は登山者であふれていた。長野県警の救助隊の人もいてパトロールをされていた。昨日も岳沢への下りで疲れによる事故があったようだ。一般道に出たとは云え気を引き締める。
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