神戸ClimbersClub

神戸ClimbersClubは岩登りから雪山までオールラウンドの山岳会です。
二子山・中央稜の山行報告

前へ
次へ

 奥秩父 二子山・中央稜  報告 

【日程】  2018年7月13日~14日
  •  行動時間 

    7月13日;JR芦屋駅(20:40)~
     
    7月14日; 5:20二子山登山口・駐車場 
    駐車場出発7:10 ~ 股峠7:20 ~7:43取付き
    登攀開始9:02 ~10:40大テラス11:30 ~ 12:50 終了点
    二子山・頂上13:45 ~ 14:20駐車場
    15:15 道の駅・薬師の湯
     
     
    二子山・頂上にて 
    当日は暑く頂上にも短時間で下りました。

  •    登山口 

    登山口から10分ほどで股峠に到着。右には頂上へ続く道。左が東岳。我々はまっすぐに進む
  • IMG_4339.jpg(81349 byte)

     股峠 

  •    途中にあった祠 

  •  分岐です。ここから右上に行きます 

  •    取付きの目印の赤いドラム缶です。 

  •  1ピッチ目のルートです。 

  •    2ピッチ目のルート 

  •  3ピッチ目の核心を越えたテラスにて 

  •    4ピッチ目 

  •  終了地点にて 

【報告】

 埼玉までの長いドライブを経て6時に登山口に到着。他に車はなく、私達が一番乗りのよう。とりあえず仮眠&休憩して7時に準備に取りかかろうということになる。
 6時半を過ぎると車が2台到着。K脇さんがソワソワし始めたので起きて準備を始める。
 7時過ぎに出発。2台の内1台は登山のようだ。もう1台はクライミングの格好をして私達よりさきに出発したが、彼らも取付きへの道を間違え、私達が先に着いた。が、彼らは駐車場でハーネスなどを装着してある程度準備ができていたため、彼らに先行してもらう。
 奇数はK脇さん、偶数は私が登ることになる。久しぶりの石灰岩。最後は2月か3月の備中だ。
 やっぱりスタンスがありそうでなさそうで、スメアも滑りそうな感じでイヤな感じの岩質だった。
 1P目:直上して後にビレイ点があるテラスから右上するが右上ラインに変わる時の離陸が難しかった。しかも濡れていた。1P目の支点は古いハーケンのみだった。
 2P目:ペツルのボルトになる。スラブ登り。手はあっても足が滑りそうで怖い。ガバがないところはもっと怖い。
 3P目:核心。逆Y字の右側クラックを登る。途中でカム3番を使用。左右クラックの出合部分が核心ということだったが、足も手もよく分からなくてとりあえず上がった感じ。出合部分を少し上がった周辺でカム4番を使用。出合から上は傾斜が段々落ちてくるということだったが、さほど簡単になったとも思えず、終了点までしんどかった。ちなみにルート全体を通してカムを使用したのはこのピッチのみだったが、ビレイ点を使われているときはカムで支点を作ったので、カムは持って行った方がいいと思った。
 4P目:短いルート。へその下ハングは直登すれば難しいかもしれないが、左に巻けば容易。
 5P目:1ピン目を見ると右と左にルートがある様子。先行パーティは右ルートを行き、セカンドが苦戦している。K脇さんも先行パーティについて行ってしまい右のルートをとる。調べてみるとどうやら左のルートが正しいようだ。正規ルートのグレードはⅣ+だが、右ルートはそれよりも難しかったと思う。
 6P目・7P目:つなげて登る。50mいっぱい。7P目のグレードはⅡだけど、登山道のような感じ。でもロープが重すぎて油断すると後ろに引っ張られて落ちそうになってしまうので大変だった。
 最終点に着いたのはお昼頃の一番暑い時間。陰がほとんどない場所でのビレイ&片付けでなかなか体力がやられた。
  •  
      
     【汗を流した道の駅・薬師の湯です。】
      
 

  

ページのトップへ戻る