山行報告書 妙義山 2020/10/30~11/2
◆総括
一度は登ってみたかった妙義山(稜線ルート)に飛び石連休を利用して登ってきました。
・表妙義は、妙義神社より金洞山のルート、鷹戻し通過後、時間切れで一般道へエスケープ。
・裏妙義は、御岳ルートより丁須の頭まで、鍵谷コースで下山。
天候にも恵まれほぼ目標を達成した。
◆参加者
Ki(ソロ山行)
◆日程
10/30 マイカーで富岡まで、世界遺産富岡製糸場見学後、道の駅みょうぎ で車中泊
10/31 表妙義登山
11/01 裏妙義登山
11/02 真田幸村ゆかりの上田城址に立ち寄った後帰宅
◆行動時間
10/31表妙義(計9:10)
駐車場6:30-大の字7:30-稜線到着8:15-白雲山9:20-相馬岳10:00-鷹戻し12:20-12:35懸垂待機地点13:15-エスケープ地点13:30-一般道出会い14:00-駐車場15:40
11/1裏妙義(計7:15)
駐車場6:45-産泰山8:15-御岳9:10-10:30丁須の頭11:30-第二不動の滝13:00-駐車場14:00
<表妙義ルート> <裏妙義ルート>
◆天気
10/30 5.4℃ 19.3℃ 晴れ
10/31 4.9℃ 19.8℃ 晴れ
11/01 7.0℃ 17.4℃ 晴れ時々曇り
11/02 9.1℃ 15.5℃ 曇りのち雨
◆特記事項
<丁須の頭の通過>
丁須の頭の下降は、1ポイントだが宙づりになることが予想されたので、懸垂下降用のロープを持っていくことにした。 → うまく機能し安全に下降できた。
<鎖場通過のセルフビレイ>
危険個所には鎖が整備されていることであったが、何かの要因で鎖より手が離れると崖下まで真っ逆さまの個所がたくさんあったので、鎖を使ったセルフビレイの用意をしていった、考慮点は2つ。
・セルフビレイのピッチが短いと、架け替え頻度が多くなって顰蹙をかうので、腕を精一杯伸ばして
かけることのできる長さをとった(ロープ長1m)。
・ビレイのない瞬間を避けるため、2つのビレイロープを用意して架け替えをするようにした。
→ テンポよくスムーズにビレイの架け替えができ、この装備は有効に働いた。
→ エバンスノットは、締め付けでカラビナが固定される、また握り部分にもなりGood。
<宙づり鎖場でのセルフビレイ>
今回想定外であったが、鷹戻しの下降、丁須の頭の登りで、足がつかない宙づりの鎖場通過の局面があった。
この場合、片腕で鎖にぶら下がりセルフビレイの架け替えをしたうえで、腕力のみでの登下降となり、かなりの無理が生じた。 帰宅後検討の結果、鐙用の120cmスリング2本+フィフィの用意が必要と考えた。
→ 次の機会に試してみる予定。
◆表妙義(妙義神社→鷹戻し)
大の字(ここの左上が奥の院、そこから右斜めに進み稜線にでます)
妙義神社の階段 妙義神社の登山道入り口 妙義神社奥の院
2つ目の鎖場 稜線に出たところ 後ほど通る絶壁
大のぞき
鷹戻しの下り(下段)
一番上の人のさらに上に 鷹戻しの下り(上段)があり宙づりでの下り箇所があります。
◆裏妙義(御岳コース→鍵谷コース)
産泰山 丁須の頭(異様な形です、上は意外と狭く大人3人位)
丁須の頭からの眺め