山岳会に入って25年以上になるが単独登山は初めてになる。（前に会は単独行禁止であった為）
雲取山には前から登りたかった山であったが機会がなく、今回三つ峠山行が無くなったので急遽予定した。
朝、7：24航空公園発の西武線で西武秩父まで行き、ここからバスで約１時間強。10：25に三峯神社に到着。ここまで３時間、ちょっと遠いかな・・・
三峯神社での駐車場には１０人ほどの登山者がいた。皆思い思いに準備をしている。私もGPSをセットし程なくスタート。途中で登山届けを提出。
最初はだらだらとした登り、登りであるが新緑の中気持ち良い山道だ。
１時間ほどで霧藻ヶ峯に到着。ここは秩父宮殿下もお見えになったとか。茶屋がある。
あとは稜線上に進んでいく。特に難しい処も無く新緑の中を歩く。白石山の手前でつがいの鹿に遇う。近くには子鹿もいた。
雲取山荘は立派な山荘であり前に水場がある。水場には「一口飲めば１０年若返る」と書いてある。横にはテント場があり１０張りほどのテントがあった。（料金:３００円）
良い所だ、夏山登山教室などでテント泊の訓練には持って来いであろう。
３０分程で頂上に到着。東京で一番高い山とあり登山者が多くいる。
すぐ横の避難小屋に行って見る。中はきれいで４から５人程度の先客がいた。私も今夜の宿を取らして貰う事とする。（小屋の中に注意書きとして、計画の段階では避難小屋を利用の計画はしないで欲しいと書いてあった。もっともなことである）
当日はチャレンジｺｰｽなる青梅から山岳を１００キロ走破するレースが行なわれていた。皆ジョギングのいでたちで山岳を駆け巡っていた。夜遅くまで続いていた。
翌日、朝5：10 スタート。天候悪化が心配されたがそれ程でもなかった。正面に富士山がくっきりと見え気持ちが良い。富士山は鷹巣山まで正面に見えｺｰｽとして満足する。
途中、鷹巣山避難小屋もありこちらもきれいな山小屋で水場も近くにあり穴場だ。
今日はたいした登りも無く、また余り人にも会わず奥多摩に下りてきた。下りが長いのでストックを使いながら山行。ゆっくりと出来た山行で満足する。
また、機会を見て他のﾙｰﾄからもチャレンジしたいと感じた。
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