富山で開催される全国救助隊交流集会参加を兼ねて前日に出発する。メンバーは救助隊のF上さん(甲山)、I佐さん、Y谷さん(以上須磨)、N原さん、O石さん(以上神戸)、K尻さん(垂水)と私の7名。
ルートはF上、I佐はフリー・スプリッツ、N原、O石はクウィンズウェイ、Y谷、K尻、K脇は左岩稜と3ルートに別れ登攀。
行程
29日19:00、宝塚でF上さんをピックアップ、守口でI佐さんをピックアップして一路集合場所の多賀SAへ。その後、糸魚川ICで高速を降りキャンプ場に2:00到着。
30日、6:00出発、展望台に車を置き取付きに向う。
7:05、K脇リードで1ピッチ目スタート。ルンゼ右側のブッシュから取付く。20mほどでビレイ点に着く。確りしたペツルの支点が2本あり。
2ピッチ目、テラス右凹角からハング下を右にトラバース、その後左に左上。
3ピッチ目、小垂壁をあぶみで登る。
ここでリードをY谷さんと交代する。
4ピッチ目、急なスラブを右上、失神テラスへ。
5ピッチ目、フェースかリッジを登り松ノ木バンドで登るのであるが、
右に松の木方向にトラバースし苦労しながら登っている様子。V級のルートで有るのでそんなに苦労するはずはないのであるがやはり間違えていた。
6ピッチ目からはK尻さんがリードする。松ノ木テラスからVピッチで大岩、そこから2ピッチで終了点(13:40)
下山路がいやらしい。草付のトラバース。一歩間違えれば300m下の河原まで落ちる。慎重に下る。ここが本日一番の核心部か?
15時、駐車場に到着。クウィーンズウェイ、フリースプリッツのメンバーも無事完登し、意気揚々と返ってきた。
みんなが揃ったところで一段上部にある高浪の池キャンプ場へテント場を移動。高浪の池キャンプ場は標高540mにあり、4mの巨大魚が棲むといわれる神秘の池があり、眼前明星山が池もに映る。広々とした気持ちのいいキャンプ場でした。クライミング以外でもキャンプサイトとしてお勧めの場所でした。
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