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小川山 (10月11日 ) 2日目

天気予想通り雨、昼過ぎには雨は上がったが一日のんびり。近くの室内ジム(岩根山荘)に行く。やはり多くの人  
小川山 (10月12日 ) 3日目 南稜神奈川ルート
昨日取り付きまでの下見をする予定であったが大丈夫とたかをくくっていた為、やはり迷う。
6時半にキャンプ場を出て分岐ボルダーから2つ目のケルンを左折し2峰の下部を左に行き過ぎ前回と同様迷う。
ああでもない、こうでもないと云いながら7時半にやっと到着。誰も来ていない。早速準備をする。準備をしていると後続パーティがやってきた。とりあえず登る。
1ピッチ目はNさん、#4カムをクラックに効かせ順調に登る。上手い。前日からの風邪で大きな声が出せずコールが聞こえ難い。

後続のパーティは荷物をデポするようであった。我々もデポをしようと思ったがフォローヤーが荷を担ぐ事にしていたので担いで登る。これが後で大変な目に遭うとは・・・。
2ピッチ目は上の木で1ピッチ目を切っていたので斜上のトラバース。前回の敗退のところ。レイバック気味に登っていく。切れ落ちている為に慎重に登る。クラックの下部に2本支点がありここでピッチをきる。立ち木が切られていた。

3ピッチ目は核心部のクラック。2mほど上の右側にペツルの支点がありそれを取りにいく。
その後クラックに入り左側を向いて登りたかったが、肩が廻らずどうしても左が向けない。仕方なく右側を向いてチムニーのぼりで登る。ズリズリ、ここはザックを担いでいれば登れない。
暫く登ると左に木の切り株がありそこを掴んでクラックを抜ける。上部は快適である。
クラックはザックを担いでの登攀は無理なのでザックのみ荷上げをする。これが大変であった。途中引っかかり中々上がらない。Nさんに上りながら上げて貰ったが、Nさんの登るルートを邪魔したらしくこれもまた大変、やっとのことクラックを抜ける。10時50分
3時間ほどとふんでいたが既にほぼその時間が過ぎている。とりあえず頂上まで行くこととする。

(右の写真は最終ピッチから見た遠景)

最終ピッチは南稜レモンのルートから登ってきたパーティがクラックを登っていた。上部のルートをよく調べてこなかったが、混んでいたので左側のスラブから登る。(後で調べるとクラックルートはサンデークラック、我々の取り付いたスラブが正規なルートであった)
最終ピッチを登り尾根岩3峰頂上へ。(写真は3峰頂上から)

下降は懸垂。5ピッチ目の取り付まで懸垂下降する。そこから20m程度下がった木のところで再度懸垂。先行パーティが居たので暫く待つ。我々は50mロープでそのまま1ピッチ目の取り付き地点まで下りれると思っていたが残念ながらロープが足りず途中の木で再度懸垂下降をする羽目になった。因みに後続のパーティは60mロープでそのまま取り付き地点まで下りていた。
とにかく無事に降り今回の目的は達成できた。Nさん、ありがとう。感謝感激雨霰です。

その後、早々にテント場に戻り帰阪の準備。ただ、前日の鍋が残っていたし朝から何も食べていなかったので、残った鍋を食べてからテントを片付け出発する。廻り目平の駐車場を出ようとした時、懐かしい人に出会った。登山学校の講師でお世話になったSさんだ。現在は吹田労山で頑張っておられる様子。我々は時間が押していたのでそのまま出発し、一路兵庫に向かった。

 
   
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