神戸ClimbersClub

神戸ClimbersClubは岩登りから雪山までオールラウンドの山岳会です。
小川山・烏帽子岩 左稜線の山行報告

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 小川山 廻り目平 烏帽子岩・左稜線 報告 

【日程】  2018年8月3日~4日
  • 下降路
  •  行動時間 

    8月 4日;テント場(5:30)~
     (5:45)渡渉
     6:20 左岩稜・取付き(7:00) 
    2P目終了(7:54) ~ 4P目終了(9:09) ~10P目終了(12:08)
    登攀終了(18:20)


     町田市自然休暇村は夜10時まで日帰り温泉営業
    夜遅くなったので金峰山荘より紹介してもらう
     (廻り目平キャンプ場から20分程度)

【報告】

 比較的簡単だけど長いピッチを登ろうと烏帽子岩・左稜線の20ピッチを計画。
 前日にガマルートを登った後に取付きまで下見に行った。渡渉の水が冷たく足がちぎれそう。
 早朝に渡渉し6時20分ごろに取付きに到着。誰もいない。準備をし7時に1ピッチ目をスタート。
 2ピッチ目のスタート点、ルートが良く分からずウロウロした。右に少しトラバースし上に上がる。
 3ピッチ目はダブルクラックを登りバンドを右へ。
 4ピッチ目は階段状の岩棚から、残置ハーケンに導かれて上部の木を目指す。上に出ると見晴らしがよい
 5~6ピッチ目は岩稜とブッシュ登り。
 7ピッチ目 岩尾根を登る。
 8ピッチ目 右からリッジに上がり狭い岩のテラスででビレー(ハーケン2本あり)
 9ピッチ目 チムニー状からカンテを登る。
 10ピッチ目 一瞬怖いトラバース。後は歩きで杭があるリッジの頂点へ
 11ピッチ目 リッジを辿り直角に曲がる。
 12ピッチ目 少し下がって、あとは易しいリッジを辿ってクラックの基部へ
 13ピッチ目 ハンドクラックを登るのが正式と思うが裏からも登れる
 14ピッチ目 稜線を30m歩き本峰頂上に着く。更に10mほど下がって懸垂下降点の木へ。(3m程下にも同様な懸垂下降点あり)
 15ピッチ目 リッジの懸垂下降。
 16ピッチ目 クラックのあるリッジから約8mのガレたチムニーを登るとあるが、ルートが良く分からず、一度懸垂下降を5mほどしてそこから右上しチムニーを登った。
 17ピッチ目 コブから10mの懸垂し、更に対面の岩を5m登り返す。
 18ピッチ目 歩いてワイドクラックの基部へ
 19ピッチ目 ワイドクラック、登り出しがバランスが悪く登るのが難しい。#3番、#4番カムを使う。一番の核心部であった
 20ピッチ目 チムニーを登る。狭いチムニーなのでザックは置いて上る。思ったよりも狭く動きが鈍くなる。抜けるところに1ヶ所ハーケンが有った。
 下降は終了点のすぐ先のコルから右にガレ場を下る。踏み後を下るが暗くなると解り難い。

 フォトギャラリー 

  •   大堰堤の上部地点から渡渉 
  • 朝一番での西股沢の大堰堤地点から渡渉を開始。水は足がちぎれるほど冷たい。
    バランスを取るために棒きれを使って無事渡渉出来た。
    渡渉地点から少し登るとマラ岩との分岐地点(ケルンが有る)にでる。ここを少し右側の林道を少し進むと又ケルンが出てくる(ケルンが2つ)
    ここから左に折れ進むとガレ場に出る。
     
     
  •  ガレ場を登ります 
  • ガレ場には踏み後があり、途中にケルンに導きながら30分ほど登る
     ガレ場が狭くなった辺りでケルンが続いて出てくる
     ケルンに導かれて取付きに着く。
  •  烏帽子岩・左岩稜 取付き 
  •  1ピッチ目は木の間を登ります。20mほどで1ピッチ目の終了点。
     今回は奇数ルートをNさん、偶数ルートをKが登る。
     2ピッチ目は少し登って右へトラバースし右上する様であるが良く分からない。
     ウロウロするがNさんが居る松の木まで上がり其処からトラバースし右上した
     右上地点がダブルクラックで有ったので、これで良かったようである。
  •    眼下に廻り目平の駐車場が見えます 

  •  烏帽子岩の頂上はまだまだです 

  •    11P目です 

  •  11ピッチ目のルートです。 

  •    10ピッチ目の終了点 

    向こうにハンドクラックが見えます
    (9ピッチ目から撮影)
  •  最終ピッチのチムニー 

    やっとチムニーが見えてきました。
    (16ピッチ目から撮影)
  •  
      
     【キャンパーのマナーをうたっています。】
      
 

  

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