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 山行は岩登りから雪山までの総合山岳会です。
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【山域】小川山周辺

  • 【期間】2020/08/14-16日

    【総括】 劔尾根主稜を途中撤退して、富山市街のビジネスホテルに一泊し、好天が予想される廻り目平周辺所の岩場を登攀へと変更した。
    環境が素晴らしくテン場から岩場までのアプローチも短い。だが私には厳しいルートばかりだと感じた。
    【参加者】 K(CL・気象)・N(SL・渉外)・KW(記録・装備)
    【行程】【8月14-16日】
    【1日目】14日  7:00ホテルを出発~12:00廻り目平着~~13:30ガマルート登攀②ピッチまで~16:30登攀終了
  • 【初日のガマルート】

1ピッチ目はトポにもあるように複数のルートがあり、左側が容易であるが先行がいたため右側のルートを登ったがあえなくA0となってしまった。スラブでのスメアリングに対する能力向上が必要だと強く感じた。


  • 【2日目】
     06:00起床~07:00出発~08:00取付き~10:00
     ⑩ピッチ途中までKWリード~13:00
     ⑯ピッチ終了までN氏リード~14:30
     ⑱ピッチ途中までK氏がリードするが撤退を決断~16:30エスケープルートより下山キャンプ場着
    【総括】 全員が初めての岩場だったので取付までが不安であったが、リーダーの地図読みが的確でほぼ最短距離で到着できた。
    ルートの前半は非常に明確で迷う心配はないが、後半の懸垂下降地点には注意を要する。トポに記載された距離を正確に下降しなければルートを外れてしまう。
    今回も最終ピッチを登攀することが出来ず途中敗退となったが、クラック及びチムニーへの登攀能力の向上が今後の課題となった。
  • 【左稜線ルート】
  • 【3日目】
    16日  6:00起床~7:00廻り目平出発~7:30春のもどり雪登攀開始~9:30登攀終了~帰神
  • 【春のもどり雪】

    【特記事項】

  • 【2日目 左稜線】
    <取付き>
    川を飛び石で渡渉して、分岐を右へ100mで烏帽子沢右俣のガレ場を登っていきます。
    樹林帯に近接したところにケルンがあるので踏み跡をたどると取付きに到着します。
    <①~⑩> 河合リード
    岩がもろいと感じたのは④ピッチぐらいだけで、それ以外はクラックやダブルクラックと楽しめます。
    ⑩の怖いトラバースについてはホールドもしっかりしており高度感はありますが難易度はそれほどではありません。
    <⑩~⑯> 内藤リード
     トポとの違いに気づかずに⑬のクラックを登らずに稜線を登ってしまい、その後のルートを錯覚してしまった。
     私の中ではクラックがあるはずなのになく、懸垂下降を余儀なくされルートを間違えたのかと思った。
     <⑰~⑱> 梶リード
     最終ピッチのチムニーはいきなり本番というのが正直な感想です。これほどのサイズのチムニーを登った経験がなく、私は触ることもなく撤退しました。


  • 【3日目 春のもどり雪】

    Kさんがリードで私は終始サードで登った。
    楽しかったのは終了点直下のクラックでムーブを使って登った部分だけだった。
    スラブでのスメアリングに対する能力向上が必要だと強く感じた。
       

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