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岩場の通過のしかた (がれ場、岩場)

 

● 一人が危険箇所を抜けきるまで、安全な場所で待機するなど安全に通過できる様にする事。

    「岩場での登り方と体のこなし方」
    @ 『ホールド』『スタンス』の持ち方、立ち方、まず大切なのは岩に正対し、『爪先立ち』「岩から体を離す」
A 岩から体を離すには、下腹部(おへそ付近)を岩につけるイメージで腰が引けるのを防ぎ、上体を岩から離す。
  そのとき、手はちぢこまらせずに自然に構える。これができれば足下も上方の視界も良好になる。
B 姿勢は棒立ちにならない様に、基本は三点支持(簡単な岩場でベテランに指導を受け練習)
     
    @ 基本は足で立つこと
  両手はあくまでバランスの補助と考え、使ってもワンポイントだけ。腕力に頼ろうとすると姿勢が悪くなる。
A 重心の移動
  腕の力を使わずに登るためには、腰の重心を立ち込む足の上に乗せることを意識する。
B 手足の動かし方
  重心の移動が終わったら、次の足を何処に乗せるかを考える事、慣れないと手を先に伸ばしてしまう。
C 岩場の下り方(クライムダウン)
  岩に正対した移動。後向きだと、斜面が急になると脚が伸びきり、足元が見ずらくなったり、ザックが岩に当ってバランスを失うことにもなる。
     
 

● 岩場、くさり場を安全に通過

      基本は三点支持で、まずは簡単な岩場で練習 (まず足場を探す)(岩から身体を離す)
 

● 身近にあるものは何でも利用する

      とくに下りでは、少しでも不安を感じたらすぐに手を使うようにしよう。木でも草でも岩でも何でもよい。強度をよく確認したうえで、積極的に活用したい。
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