神戸ClimbersClub 【山行報告】

 山行は岩登りから雪山までの総合山岳会です。
 アルパインクライミング(雪山や岩登り)を中心に活動しています。

【山行報告 八ヶ岳・東天狗岳】

【山域】八ヶ岳

【期間】2025年1月10日~1月11日

【メンバー】No、ka

  • 【コースタイム】

    1/10(金)
     渋の湯(8:30)⇒(11:07)八方台との分岐⇒(12:07)唐沢鉱泉との分岐⇒(13:20)黒百合ヒュッテ

    1/11(土)
     黒百合ヒュッテ(7:22)⇒7:30(中山峠)⇒(8:54)東天狗頂上(9:00)⇒(10:03)中山峠⇒(10:10)黒百合ヒュッテ 黒百合ヒュッテ(11:05)⇒(11:36)唐沢鉱泉との分岐⇒(11:59)八方台との分岐⇒(12:41)渋の湯⇒(12:45)駐車場
黒百 合ヒュッテ前
【行動記録】 1/10(金)  22:30に西宮を出発。名神に乗ったところで栗東~一宮が2時から通行止めになるとの情報が。関ヶ原付近では前も見えない激しい風雪。  7時過ぎに渋御殿湯駐車場着。先着は1台(2人パーティ)のみ。車の温度計は-10℃で風雪は続いている。ゆっくり準備をしていると3人パーティが到着。私達が最初 に出発。渋御殿湯から登山口までトレースはなく、登山道に入ってからも同様。前日から今朝までかなりの降雪があったのだろう。登山道をはずれないようピンクリボンを目 印に進む。後続が来てくれることを期待するも一向に現れず。どうやら残りの5人は高見石方面に向かった模様。トレース泥棒できるのではという淡い期待を捨て、永遠に先 行パーティとなる心づもりをする。ラッセルが必要な深さではなかったことが幸い。 アイゼンは付けず、キックステップで一歩一歩ゆっくりと進んでいく。途中からやっとトレースらしきものが現れてきた。が、やはり踏み跡ははっきりとせず。唐沢鉱泉との分岐を過ぎて下山者とすれ 違うようになる。女性2人パーティ、午前中に天狗岳に登頂してきたが天気は良くなく、トレースもなくワカンで登ってきたとのこと。お疲れ様でした!他の下山者からは 「明日は天気も良いし、楽しんできて!」と嬉しい声掛けをもらい13時過ぎに黒百合ヒュッテに到着。樹林帯を抜けると素晴らしい八ヶ岳ブルー。疲れは吹き飛び、とても 幸せな気持ちに。他の登山者もみんな笑顔だ。
明日は好天が約束されているのでピークハントは明日に変更し、小屋名物のビーフシチューをいただく。評判通りめちゃくちゃ美味しい。パンとサラダも付いて1600円と いう山中ではありえない良心価格。 本日の宿泊者は神奈川の山岳会8人、多分どこかの山岳会?6人、ガイドツアー2人、男性2人、私達2人。寝床もトイレもゆったりだった。ちなみにテントは2張りのみ。 前回来たときにはテントがひしめき合っていたのに・・・。平日とはいえ、少なすぎないか?
  • 1/11(土)
     5時起床。山岳会の方々が出発後7時半前に私達も出発。前にも後ろにも誰もおらず静かな山行。八ヶ岳ブルーの下、最高の景色を楽しみながらゆっくり進む。青 と白の世 界が美しすぎる。稜線に出ると少し風が出てくる。雪は締まっていてアイゼンの効きは良い。止まると寒いので動き続けられるペースで進む。
     東天狗直下は踏み跡が 錯綜 して おりどれが正解か分らず、とりあえず行けそうなルートを選択したが結構な急登だったので、もしかしたら他にラクなルートがあったのかもしれない。
    9時前に東天狗岳山頂着。西天狗岳は2回目なので今回はパスすることに。
     髪の毛がみるみる凍っていくほどの寒さで、撮るもの撮って下山開始。急登を下るのが怖 かった。
    風で雪が飛ばされ短時間のうちにトレースが消えかけており、ルートを確認しながら進む。10時過ぎに黒百合ヒュッテに帰着。
  • 東 天狗岳
  • 頂 上にて

パッキングをして11時過ぎにヒュッテを出発。三連休初日なので前日と違い登山者が続々と上がってくる。13時前に渋御 殿湯駐車場帰着。
先着1台の2人パー ティと再会。やはり高見石に行かれていたとのこと。テント泊は彼らだけだったそう。
これからは小屋泊の時代なのかもしれない。小屋の宿泊料はまだまだのびしろ がありそうだ。


ページのトップへ戻る