北アルプス 剱岳 報告
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- 剱岳 概念図
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行動時間
8月2日;
室堂-剣御前小屋-剣沢小屋
(立山への登攀は行わず)
8月3日;
剣沢小屋-一服剣-前剣-剱岳-前剣-一服剣-剣沢小屋-剣御前小屋-雷鳥ヒュッテ
8月4日;
雷鳥ヒュッテ-室堂-扇沢
【報告】
■・2日目、ガスのなかであったが剱岳へ登頂し目的達成。■・初日、翌日の剱岳への体力温存のため立山縦走は取りやめ、最終日も疲れが残るメンバーが多く立山縦走は中止した
山行の経過時間を見ると、計画比かなりのスローペースになっており、結果的に、立山縦走をカットしたことは日暮れを迎えることなく小屋に到着する正しい判断であった。
■ ・5名のメンバー体力面では問題がなかったものの、剱岳別山ルートはハードルが高かった。
別山ルートは想定以上に危険個所が多く、初心者が行く山としては無理をした感がある。
◆行動記録(月日、出発・到着地点及び時刻を記入する)
◆天気について
◆アイゼンの使用について
・直前の情報に基づき、全員がアイゼンを持っていったが、結果としては使わずにすんだ。
◆ヘルメットの着用について
・剣沢小屋では、無料の貸し出しをしていた。
・全員がヘルメットを着けて、剱岳に登攀
・一服剣通過後、落石の危険個所が至る所にありヘルメットの必要性を感じた。
・足元に気を取られ、背の高さでの木に頭をぶつけるメンバーがおり、ヘルメットが実際に役立った。(2回発生)
◆剱岳での渋滞
・途中、渋滞が懸念されたが、登攀日が平日金曜であったこと、小屋で聞くと、宿泊客の半数が下山予定、明るくなってから出発が望ましい。 とのことで、出発を5時→4時40分に変更
・前剣などでヘッドランプの明かりが見えたので、2時3時出発パーティーも多かった模様。
・小屋の出発も、われわれがほぼ最後で、ほとんどが早立ちであった。
実際の渋滞状況
・往路・復路とも渋滞はなし。
◆ハイカットブーツの靴ひもの結び方についての気づき
・ハイカットブーツでは、足首下まではしっかりと紐を締めるが、その上を締めすぎると足首の自由が失われ岩稜歩きでは危険、足首から上はゆったりと締めるのが正しいと改めて感じた。
フォトギャラリー
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剣山荘から剣沢小屋(8/3朝)すでにガス発生
平蔵のコル通過 (8/3)
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カニのたてばい
剱岳山頂 記念写真 周りはないも見えず