【夏山報告】
【山域・山名】 北アルプス 後立山連峰 鹿島槍ヶ岳・爺が岳【期間】2021/07/23日~25日
【コースタイム】
- 7/23(金) 大阪出発
7/24(土) 大谷原登山口07:30 - 07:40林道ゲート - 08:40西俣出合 - 10:40高千穂平 - 11:30白樺平 - 12:00冷乗越 - 12:20冷池山荘13:30 - 15:00爺が岳 16:20テント場
7/25(日) 04:30出発 - 05:30布引山 - 06:00 鹿島槍ヶ岳南峰 - 06:30 鹿島槍ヶ岳北峰 - 08:00テント場・撤収 - 09:00出発 高千穂平 - 11:30西俣出合 - 12:30登山口 【帰阪】
【総 括】
今年の7月の連休は23日だけ仕事というやっかいな虫食いになってしまいましたが、1泊だけでもと思い、鹿島槍ヶ岳まで足を延ばしました。
新型コロナの関係でテント場まで予約が必須となっているとこがほとんどですが、いくつか候補の中で運よく予約が取れました。
爺が岳・鹿島槍ヶ岳というと柏原新道が一番ポピュラーなルートですが、鹿島槍ヶ岳まで行こうと思うと距離が長くなってしまうので、今回は最短で鹿
島槍ヶ岳に登れる赤岩尾根から登りまし た。
登山口の標高が1100m弱、冷乗越の標高が2444mと標高差が1300m、高千穂平まで登りがとにかく急登で、寝不足とテント装備を担いでの
登りはかなりしんどかったです。さらに初日のテント場についてから、爺が岳へ登りに行きましたが、行動食の摂取を怠り、なかなか足が進まず、久々
に苦
しい思いをしました。また昼間の天候は安定していましたが、夜中にはびっくりして起きるぐらいの大雨が2回ほど降り、テント内に浸水してこないか心配
になるぐらいでした。幸い、夜中には止んで、2日目の天候も回復し、朝から鹿島槍ヶ岳の南峰・北峰と予定どおり登れました。
冬の山行のための体力づくりためにも、夏場に重い荷 物を背負っての縦走・テント泊はやる必要があるべきだと改めて感じました。
【特記事項】
・大谷原の駐車場は10台ほど駐車可能。トイレあり。・西俣出合に水場はない?枯れていた?
・高千穂平まではとにかく急登なので、ペースに気を付ける。(コースタイムは盛り過ぎな気も…)
・高千穂平から先は少し傾斜が緩むが、途中切れている箇所もあるので、気を抜かない。
・冷乗越手前にガレ場、クサリあり。
・冷池山荘のテント場は、山荘から10分ほど。トイレには要注意。水はペットボトル2L/400円,350ml/350円。
・鹿島槍ヶ岳南峰まで危険個所なし。南峰から先少しは岩場なので要注意。ヘルメットあった方がいいかも。(ただこの場所だけに使うだけだとほぼ荷物 か…)
・爺が岳までは特に危険個所なし。
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【今回のルート 】
【冷池山荘 】
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【爺が岳手前から鹿島槍ヶ 岳を見る。】
【爺が岳・中峰。シャリバテで ヘロヘロで南峰には行かず・・・】。
【朝焼けと朝靄(左から布引 山、真ん中と右が鹿島槍ヶ岳)】
【爺が岳方面を振り返る】
- 【アクシデント】
特記無し。