神戸ClimbersClub 【山行報告】

 山行は岩登りから雪山までの総合山岳会です。
 アルパインクライミング(雪山や岩登り)を中心に活動しています。

【百丈岩・マルチピッチクライミング】

  • 【山域】裏六甲・百丈岩
    【期間】2024年6月8日
    【コースタイム】
     道場駅9:00→中央稜下部→東稜リッジ→
     中央ルンぜ懸垂→ローソク岩正面壁右クラック
     →やぐら横→道場駅17:30

    【東 稜の登攀】

【感想】
Mさん指導係のもと夏に向けてマルチピッチのトレを実施。 中央稜下部からTさんが2ピッチリード。スムーズに登攀しつつも終了点で先行パーティがいて渋滞気味で時間がかかりました。 東稜の取り付きで昼ご飯をすませて、2ピッチ自分がリードしました。先週もリードしたので特に問題はなく登攀。 中央ルンぜで懸垂をしてローソク岩正面壁の右クラックルートで登ることになり、自分が2ピッチリードすることになりました。 下から見上げてると特段難しそうではないルートに見えましたが、速攻でオンサイトは諦めてA0、アブミを駆使しながら 時間をかけてなんとか登りました。 核心を抜けると右カンテへとエスケープして1ピッチ目終了。このピッチで精神力を使い切り、満身創痍。 その後ローソク岩頂上までリードして本日の百丈マルチピッチクライミングは終了。 やぐら横まで歩いて下山し、Mさん指導のもとムンターヒッチや仮固定のロープワークをして山行を終了した。

【反省点】
  ランナウトしてるときトラバースして片方のロープしかランナーが取れてない。
  セカンドビレイの位置の悪さによるビレイのスピード遅延。
  懸垂下降セット時にコイルと振り分けの勘違いによるスピード遅延。
  3人登攀によるロープのもつれによるリードビレイのロープ繰り出し遅延。

【気づき】
  当日はMさんの無線機でスムーズに登れましたが、無線機による円滑なコミュニケーションは安全性 に直結すると痛感。とくにルート上のリスクポイントをしっかり伝えたいときは大声では難しい。

【コース状況】
 右クラックにもペツルクールボルトはありましたが、古いハーケンにも助けられました。
 Mさんもなかなか難しいとおっしゃっていたのでリードで行く方は気合がいると思います。
 その他のルートはいつも通りでした。

【感想】Mさんにいろいろアドバイスをもらいながら、違ったルートにも挑戦しつつ学びの多い一日となり、とても楽しいマルチピッチクライミングでした。 また一緒にいきましょう!


 過去の山行 

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